◆事件にからむ美女(!?)出現!4代目のヒミツの捜査!!◆

23/51
140人が本棚に入れています
本棚に追加
/535ページ
何もしなかったことを、当然のように言う仲間にイラッとする。 友達が警察につかまったというのに、のん気に構えていることにイライラとした。 「2人共!言ってることは間違ってませんが、その態度はないんじゃないですか!?冷たいですよ!薄情ですよ!見捨てたと誤解されても仕方ないふるまいですよ!?」 「いいですよ。俺、あいつのことそんなに好きじゃな・・・というのは冗談でぇ~!知り合ったばかりで~あまり知らないだけですが、同じ遊撃隊として好きですよぉ?助けられなくて、ホント残念です♪」 「うはははは!ながちゃんなら大丈夫やろう!わしは信じとる!仲良しの友達やからなぁ~!」 「ヤマトはともかく、つなぐっ!!言葉に厚みがない!」 タイプの違う友達2人に、どうツッコんでいいかわからなくなる。 〔★凛のイライラがアップした★〕 釈然としない思いのまま、やってきた瑞希お兄ちゃんに何があったか説明した。 私の話を聞き終わった後で、初代総長様はハッキリ言ってくれた。 「サツ相手に動かなかったことは評価するが、お前らを素直に褒めらんねぇーよ!!」 「そうですよ!そうなんですよ、瑞希お兄ちゃん!!」 「それはないですよぉ~我が君♪」 「うはははは!終わったことはしゃーにやん~!?それより、警察署にながちゃんを助けにいかんでええんかー?」 「「行くに決まってんだろう!?」」 「ですよね~」 こうして、連れて行かれたちーちゃんを追って警察署に向かっていたのだ。 「お兄ちゃん、ちーちゃんは会長さんに知られたくないみたいですが・・・?」 「だから俺が、引き取りに行くんだよ!凛もそのつもりで、俺を呼んだんだろう!?」 いや、そこまで考えたわけじゃ・・・ 瑞希お兄ちゃんに会いたかっただけだし。 〔★瑞希の予想は外れてる★〕
/535ページ

最初のコメントを投稿しよう!