◆事件にからむ美女(!?)出現!4代目のヒミツの捜査!!◆

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「半グレが違法ドラッグや売春で悪さしてるって本当ですか?」 「知ってどうする?」 突き放すように言われる。 それでも私は言ってしまった。 「なにか力になれませんか?」 「凛!?」 「馬鹿にしてんのか?」 瑞希お兄ちゃんがギョッとし、おじさんが目つきを鋭くする。 「なんで、不良のガキに助けてもらわなきゃなんねぇんだよ!」 「いえ、困ってるみたいですから・・・」 「お前が龍星軍をやめることが一番助かるよ!」 「ぶぅぶっー!それじゃあ、悪ガキ世界は乱世になる系~!」 「誰が乱してんだ!?」 ちーちゃんの言葉に別の声が反応する。 「幡随院、MESSIAHの頭・黒木とは知り合いだな!?」 そう言ったのは――― 「はあ?お前誰?」 「岩倉って人ですよ、ちーちゃん。」 いつも一言多い若い刑事さん。 彼の登場で、おじさんの顔のしわが増えた。 「なんでテメーがここにいるんだ、岩倉!?弁護士の相手してんじゃないのか!?」 「それは荒川さんが引き受けてくれました!」 「けっ!お前に任せきれないから、交代させられたんだろう!?弁護士1人、あしらえないのかよ!?」 「ここは俺に任せて下さい、バラさん!」 「おい、何する気だ岩倉!?」 「バラさん、これはチャンスですよ!幡随院にMESSIAHともめさせて、そこを検挙すれば一石二鳥じゃないですか!?」 「ウェイウェイウェイ!良い考えだけど~やることまる聞えだと意味ない系?」 「ホントそれ。本人の前で作戦内容を話すのは、ちょっと・・・」 「うははは!アホやなぁ~!」 「ああ!?しまった!」 「にゃははは!ガチだコイツ~救えないバカ系?」 「最近の若手エリートってお勉強は出来るけど馬鹿なの?」」 「うははは!アホならぬ、バカやなぁ~!」 「う、うるさい!うるさい!黙れ!この~」 「~この大馬鹿が!!」 「痛い!?」 真っ赤な顔の岩倉同様、赤い顔でそんな彼の頭に拳を落とすおじさん。 (ホントに馬鹿だわ、この人・・・) 〔★みんなの意見が一致した★〕
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