100作品をコンテストに応募する。

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100作品をコンテストに応募する。

これは私もまだ挑戦中のことだが、100作品をコンテストに応募すれば、相当な力を手に入れられる。幸運にもエブリスタではたくさんのコンテストが開催されており、やる気さえあれば十分に可能なことだ。 コンテストに応募し続けると、一喜一憂、いや、憂いてばかりになる。なぜこれほど落ちるのか、才能はないのだろうか、そう思ってしまう。いくらメンタルが強くても、他人に全く認められないのは辛い。しかし、それは目指すところが違うのだ。コンテストの受賞なんか目指さず、100作品の落選作を積み上げることを目指せば良いのだ。 エブリスタを見れば、1作品の受賞作がある人は多いが、100作品の落選作がある人はほとんどいない。100作品もコンテストに出していれば相当な実力が付いているし、それだけ出した中に受賞作があれば儲けものだろう。 あなたは成功の反対は何かご存知だろうか。それは失敗ではなく、「挑戦しない」だ。失敗した人間は成功へと近づく可能性は高いが、挑戦をやめた人間が成功を勝ち取ることは決してない。成功のない人生が下らないのではなく、挑戦のない人生が下らないのだ。 自信作が落選して、しょぼくれても良いし、こっそり泣いても良い。しかし、それでも挑戦し続けた人間だけが、栄光への道を歩むことができる。少なくとも私は、受賞して威張っている人間より、100回落選しても黙々と執筆し続ける人を尊敬する。
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