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「クラウディア……あ、そんな、されたら……」
跪いた私は彼の猛る肉棒を口に咥えて、ちゅぷちゅぷと弄っていた。
「ちゅっ、ん、む、ちゅ……」
口の中で、彼のものを上下にしごくと律動をはじめる。
舌で、彼の筋をれろりと舐めると、目の前の少年の身体がびくんと跳ねた。
「あ……出る――離れろ、クラウディア……」
彼は潤んだ青い瞳を私に向けながら、彼なりにすごんだ声で告げてくる。
けれども、私は彼の命は聞かずにそのままでいた。
すると、びくびくと蠢いた棒から放出された飛礫が、口の中で弾ける。
「んんっ……!」
放たれた白濁液を全て飲み込むと、彼の表情を見上げた。
口淫により射精を済ませた彼は、はあはあと肩で息をして、とろりとした瞳で私の方を見下ろしてくる。
口の端に付着した液を、手の甲で拭うと、私は立ち上がった。そうして、私は近くの窓に手をやる。
空の上から地上を見下ろすと、雲の下、空港が見え始めた。
「これでよろしいでしょうか、ハインリヒ様。もうすぐ空港に到着です、さあ準備を――」
だけど、言葉はそこで途切れてしまう。
(え――?)
ガタンと音がしたかと思うと――。
「きゃっ……」
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