奇跡も悲劇もない人生。

エッセイ？

自分は何も無いつまらない人間だ。
人生を通して殆ど全てのスキルやスペックが平均～底辺の間に推移している。
好きな物は多数あれど、得意なものは特にない。
逃げ出した場所、投げ出したものは数え切れない程あるのに、最後までやり遂げたものはひとつも無い。
能力に見合わない完璧主義から、周囲への劣等感と出来ない自分への苛立ちで、常にうっすら精神が病んでいる。
だからと言って、死ぬ程に酷い人生かと言われるとそんなこともない。
毎日何かしらで笑い、ご飯は美味しく、健康を損なわずにいられる。
現時点で、限りなく底辺に近い平均の所で、奇跡も悲劇もなく、だらだらと時間を消費しているだけの状態。
しかし、そんな私でも、｢面白い経験してるよね。｣や｢人生楽しそうだね。｣と人から言われるエピソードが定期的に生まれる。
ここには、そういうエピソードを綴っていく。