花ひらくまで
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まだ冷たい北風が吹く季節に、紅梅の夕吉は咲きました。 甘い香りをただよわせて、春を告げます。 香りにさそわれて、生きものがいきいきと動きだします。 メジロが蜜を吸いに飛んできて。 ネコが根っこで丸くなりにきて。 タンポポも小さい太陽みたいな明るい顔をだします。 笑顔がひとつ、ふたつ、みっつと増えていくのを、夕吉は楽しみに枝の先から眺めていました。
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