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俺はズボンを下着ごと脱ぐと、ミモザの太ももを持ち上げ挿入した。
ミモザは軽く眉根を寄せたがそれだけで、特に痛そうな様子はない。あっさり俺のことを受け入れてしまうとほっとしたように息を吐き出した。
腰を打ちつける。中を擦るとミモザの身体が震えた。
「あっ、ああっ」
中はあったかくてトロトロで気持ちいい。すぐにでもイってしまいそうだった。
でも、俺の下で声を震わせるミモザは両腕で顔を隠してしまってる。
そんなに俺を見るのがいやなのか?
俺はミモザの両腕をつかまえて、机の上に押し付けた。
「ねぇ、目、開けてよ」
ミモザは顔を背けて硬く目を閉じたままだ。
「俺のこと見てよ。名前も、呼んで」
ミモザは甘い息を漏らすばかりで答えようともしない。
そんなに意固地になられるとこっちだって意地になる。挿入の角度を変えて擦った途端ミモザはかっと目を見開いた。
「あっ、やっ、そこだめ」
「このぐりぐりんとこね、ミモザが気持ちいいとこ」
「んんっ、ああっ」
「どう、気持ちいい? イきそう? ちゃんと教えて」
ミモザは眉根を寄せて俺を見つめた。
どうしたってあらがえない身体の反応に呑み込まれそうな寸前で、必死に堪えるような顔つきに背筋がぞくぞくした。
「もっ、やっ、そこ……」
「なんで? ここ擦るとミモザん中ぎゅうって締め付けてくるよ。こっちもまた勃ってんじゃん。やめてほしくないんでしょ」
「んぅっ、あっ、あっ」
「ちゃんと答えてくれたら、どっちもイかせてあげるよ」
中への刺激ですっかり形を取り戻したミモザのそれを掌で包んで軽く擦ってやる。ミモザはびくびく身体を震わせた。
でも、絶頂間近で止めると切なそうに腰を揺らす。
顔を真っ赤にしながらミモザはもう耐えられないというように言った。
「イか、せて」
「どんな風に?」
「……中、ぐりぐりして、気持ちいいから。こっちも、苦しい。三輪に、もっと擦ってほしい」
どくんと心臓が跳ねて、俺はミモザの中に出してしまった。
一瞬で脳まで達した刺激に痺れ、それでも足りなくて俺はそのまま腰を振った。
中は俺の吐き出したものでさらにドロドロになり、ぐちゅぐちゅ卑猥な音を立てる。薄い腹まで反ったミモザのそれも手でしごいてやると、ミモザの身体が一際大きく跳ねた。
「あっ、ああっ、三輪、みわっ、イっ……」
一際強く締め付けられて、俺はまたイってしまった。ミモザもイったようだ。
茹だったように肌を薄紅色の染めたミモザは軽い痙攣を繰り返した。ミモザから自身を抜くと、どろりとした白濁が泡立っていた。
「あ、やべ、ティッシュない……」
「……持ってる」
ミモザがゆっくり半身を起こしながら言った。
「どこ? 俺が取るよ」
「俺の、バッグの中」
あまりにもだるそうなのでミモザの弁当が入っていたバッグを引き寄せ、中を探る。
小さなトートバッグには図書室の本とハンカチ、ティッシュと、紙袋が入っていた。
「なにこれ、薬? お前、どっか悪いの?」
処方薬と書いてある紙袋を取り出すと、ミモザにバッグごとひったくられた。
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