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虐め
知的障害者に対して昔、社内で暴れられたりして、先天的に恐怖心を感じた。殺してしまいたいぐらいに憎んだ。その時に僕は送迎されていたのだが、同乗するのを辞めた。だが、彼が僕に対して、殴りかかるような真似をしてきたので、一度やめてよ!!と強く怒鳴ったら、余計車内で暴れられたりした。僕は、みんなが平然としているのに驚いた。僕の気持ちを労ってくれるのは嬉しかったが、まぁ、知的のすることは多めに見ろ、的な流れがあったのは、否めない。僕は彼から身の毛もよだつ程の恐怖感を味わい、護身用のナイフを忍ばせた程だ。障害者に理解のあるハルせんせーでさえ、荒れる僕を眺めているだけだった。その問題に対しての的確な対処法については彼は答えられないのではなく、知らなかったのだ。知的障害者に対する理解は未だ、未開の問題が多い。僕の今の運転手も、暴れる知的障害者には、頭を押さえつけるしか手がないし、手を実際焼いていた。僕はそれをどこかでざま見ろ的な、あなたこそ求めていた人だと勘違いした。けれど、彼はどこまで行っても弱者の味方であり、彼らをまもる立場の人だった。僕は当時の、昔の自分自身の腑に落ちない答えを提示され、納得できないまま、歳だけが過ぎた。されて不快な事にはNOと言え、それは障害云々抜きに、誰もが言える権利のある事であり、人として扱われないなら、怒るのも人間として当然の摂理であり、私はそんな自分の女のふてぶてしさに感銘する。悪いだなんてとんでもない。障害者だからと言って、なんでも赦されて良い世界が存在するわけもない。障害者だって、犯罪を犯せば、罪に問われる。情状酌量の余地がない。あるとする司法が間違っているのだ。知的が友達をスコップで傷つけた。それが、経験がなかったから仕方ないとほざく、責任者がいた。赦した友達に歯痒くてたまらなかった。障害者が犯罪を犯す時に、いつも、歯痒い想いをする。それは障害だと言って、特性だと言っていた頃の障害者就労支援組織が実際に存在して、今も存在している。障害特性だから、多めに見てください、彼らはそう言い張り、日雇い派遣を斡旋している。しかし、出来ない人間を雇う雇用主からしたら、それは頂けない、それは当たり前の話だ。それを文句を言う人間達の方がおかしかった。私はそういきりたっていた女のことを間違っている、そう言えるだろう。私が絶対正しい、それが虚勢だと言うのは不快で不愉快だった。
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