永別

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永別

部屋に強い日差しが入る。 その眩しさで目が覚めるが、そこに先輩は居ない。 「体がだるい」 先輩がこっちにいられるのは今日で最後なんだ。 いつも10時くらいに現れる為、白崎の指の動きを思い出してローションを使って準備をしていると、玄関のチャイムが鳴った。 慌ててスウェットを穿いて玄関に向かうとそこには待ちわびた訪問者が立っていた。 もう、これが最後だと思うと白崎をたくさん感じたい 「先輩の舐めたいです」 「うれしいよ悠希」 ベッドに腰掛ける白崎のモノを口に含み白崎がしてくれたのを思い出しながらまねてみた。 白崎は悠希の頭をなでながら「上手だよ」といいながら時折り吐息を漏らす。 白崎が感じてくれることがうれしくて夢中になってしゃぶっていると、すでにローションの入った僕の後ろは今、悠希の口の中にあるものを欲しがって疼きだした。 「腰が揺れてるよ」 そう言いながら尻に手をはわせ、濡れた蕾に指を挿れる。 「悠希そんなに待ち遠しかったんだ」 白崎を味わいながらコクコクとうなずく。 口中深く白崎自身を咥えて上下に動かす動きと悠希の蕾を蹂躙している指の動きを合わせる。 「うっ」と白崎の口から声が漏れると同時に 悠希の口の中に熱を吐き出すと飲み込めなかったミルクが口の端から垂れると、上目使いで白崎を見ると垂れたミルクを舌でなめた。 「君は本当にかわいくて参る」 白崎は悠希の鼻先や唇を甘噛みしていく。 悠希は硬さを取り戻した白崎に跨りすでにローションでぬるぬるになっている蕾の中に飲み込んでいった。 2日かけて白崎に開発された体は、快楽に貪欲になっていた。 この行為が終わると白崎が帰ってしまうと思うと涙が溢れてる。 「先輩いかないで、僕をおいていかないで」 その間も、白崎の動きは激しく抽挿する。 「せんぱい」 「せんぱい・・・」 「もう、だめ」 悠希が激しい快楽の中に溶け意識を手放す寸前 「俺は俺として悠希を愛している」 という言葉が聞こえたような気がした。
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