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見覚えの無い部屋に私は、立っていた。
この前より身体は大きく、力は数十倍強くなっていた。
「マリアちゃん! また身体測定してんの?」
私が振り向くとそこには加賀が立っていた。
「女の子がそんな強くなってどうすんのよ」
加賀は私に近づくと頭を優しく撫でた。
「マリアちゃん、今君を開放出来るように人に相談してるから、もう少し我慢してね」
加賀はそれだけ言うと手を振り部屋を出ていった。
加賀っていい奴だったんだ……
私は天井を見つめながら呟いた。
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