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私は、悠斗から、目が離せなくなってた。
そんな私を、不思議そうに見つめる悠斗…。
「悠音?どうした?
どっか、怪我したのか?」
悠斗に聞かれて、はっ…!!と我に返った。
「なっ…何でもないわよ!!
」
素直に、お礼を言えない私を、悠斗は、優しく見つめてた。
「何だよ…悠音。
もしかして、 俺に、見とれてたの?」
悠斗が、そう言って、クスクス笑うから、私は、フ イッと、顔を反らした。
「そんなんじゃないし…。
もう…行かなきゃ、遅刻だってば!!」
私が、そう言うと、悠斗は、まだ、クスクス笑ってた。
「本当に、悠音は、嘘つくと、まばたき増えるのな…。
なぁ…もう一回…ちゃんと、キスしていいか?」
悠斗が、急に、真剣な顔して言ってくるから、また、私の胸が、ドクンッ…ってなった。
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