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~プロローグ~
私と悠司の間に、悠音が生まれ、
正輝と恵さんの間に、悠斗が生まれた。
私達4人は、お互いに、子育てや仕事に追われながらも、時々、会っていた。
でも、私と正輝の間に“恋”という気持ちはなく、お互いの子育てに関する悩みや自慢を、話す為に 会っていたのだ。
そんな私達の間に生まれた、悠音と悠斗は、すくすくと育ち、あっという間に、16年という月日が流れた。
10年程前に、お互いに家を建てることになり、私達は、隣同志で家を建てた。
それは、悠音と悠斗が、6歳の頃、
《時々会って遊ぶのはイヤ!!毎日、遊びたい!!》と言ったからだった。
家を建ててから、悠音と悠斗は、毎日、一緒にいた。
小学校も中学校も一緒。
さらには、高校も同じところを受験し、お互いに 合格し、この春から、悠音と悠斗は、高校一年生になった。
ここからは、そんな私達の子供、悠音と悠斗が、主人公のお話です☆彡
ずっと、兄妹のように育ってきた二人が奏でる、淡い恋物語…。
二人の恋の行方は…?
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