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私は、そんなおじさんの隣に座り、ニコッと笑った。
「私は、別に、嫌じゃないから大丈夫!!
毎日、悠斗を起こすの面白いし…♪♪」
私が、そう言うと、おじさんもおばさんも不思議そうに私を見つめてきた。
「悠斗を起こすのが、面白いって…どうして!?」
おばさんが、クスクス笑いながら聞いてきた。
「だって、毎日、違う寝言言ってるんだもん!!
それが、おかしくて仕方なくて…。」
私は、言いかけて、口籠もった。
「毎日、違う寝言かぁ…。 今度、聞きに行ってみるか!!」
おじさんは、笑い混じりに言ってから、
「っで…今日は、どんな寝言を言ってたんだ!?」
とつけ加え、私を、じっと見てきた。
私は、おじさんに言われ、さっきの言葉とキスを思い出し、顔を真っ赤にした。
「きょっ…今日は…夢見てなかった…のかな!? 寝言は…言ってなかった…よ…。」
私が、そう言うと、おじさんとおばさんは、何だか、ニヤニヤしていた。
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