46人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
ーーー
今も陽翔との付き合いは続いている。そして、いつものデートの時は透明化したモモが私の肩に留まっている。
えっ? モモがどうして生きているのって? モモが戻って来た時、私もそれを真っ先に聞いたわ。彼女の答えはね……。
(私は瞬間移動も出来るのよ。だから上空の核爆発から逃げるのは簡単だったの……)
「でも、モモ、あの時、私は死ぬけどって……」
「だって、私は『嘘つきモモ』だからね……」
そう言ってモモは首を傾げて嬉しそうに笑った。
FIN
最初のコメントを投稿しよう!