忘れられた者の楽園「幻想郷」

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忘れられた者の楽園「幻想郷」

「なに、これ」 帰路を辿っていると変な物を見つけた まじまじと見つめていると、中から女の人が出てきた 「初めまして、風雅 夕雨さん?」 「なんで私の名前を知っているんですか?」 私の本名を知ってる人は、数えられるくらいしかいないはず 「そんなことはどうでもいいの」 そう言うと私の手を掴み「スキマ」の中に 無理矢理入らされた この人は、八雲 紫と名乗っていた 「というわけで、貴女には能力って言うものがあるの」 (そんなこと、急に言われても困るんだけど!) 「そういうわけだから、そろそろ行ってもらうわよ」 その途端に、足元を穴が開き、落ちていった そんなこんなで今私は、館の前にいます 「おっきいなー、すいませーん、誰かいませんかー?」 返事が返ってこない、誰もいないのだろうか 「・・・入ろっと」
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