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第1話 知らないだけで、知ろうとしなかっただけ
あれから14年。
少しづつ大人になれただろうか?
ちゃんと、育てているだろうか?
いざ、自分が親になると分からなくなる。
どこまで、子どもに教えていいのかも。
だから、あの子が、聞いてくるまで要らないことは、言わないようにした。
地図に載らない街 煌夜街。
そこに住む人々は、その街独自の文化と財産を築き上げ、また、その街特有の部隊がある。
閉鎖的な故に、国家の法が行き届かない。
ならばと、決めた条例こそ法令。
少しづつ、自分たちが上になるようになってきた。そして、変えていかなくてはならない。
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