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書籍化企画について
ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、冒頭に記載した通り、宮桜としての活動はおおよそ終了しております。
宮桜として活動した約10年(まあ、超スローペースで間も数年空いているので実質半分以下の活動なのですが……)を何かしらの形に残せたらいいなと思い、長編の完結作を文庫・単行本にする企画をはじめました。
なんと!一応10年宮桜をしていたのに、完結長編が
・Fantom Gameシリーズ(4巻)
・Secret Service
・Friday Night Addiction
3つしかありません!遅筆!!!
『Fantom Game』はiらんど大賞の第6回で恋愛部門賞をいただき、Ⅰの部分は書籍化。
『Secret Service』も文庫本化されているため、権利的な問題がクリーンなのはなんとFNAだけです。
(旧・特務警察はⅠ・Ⅱとも完結していたのですが、高校生の時に書いたものであまりにも拙くてリライトも頓挫しているため除外しています……)
FGとSSについて、KADOKAWAの担当さんに確認したところ、利益相反にはならなそうなことや先方のご厚意でお目溢しいただけることになりました。
しかし、SSについては既にまるっと書籍化しているので、Ⅱ〜Ⅳは書籍になっていないFGと、新作のFNAだけでいいかなーと思い、この2作を紙の本の形にすることにしました。
FNAは第一部を㊤、第二部を㊦として上下巻で発売しております。
紹介しますね〜!
(※販売ページはプロフィールにリンクがあります)
まずは上巻です。
▼収録内容
<本編・第一部>
01. irregular
02. penetration
03. unnamed
04. precarious
05. anxiety
06. addiction
<幕間>
01. シルバーリングの思惑
02. Romantic(Side Nao)
03. 耽溺
04. 彼だけが知る夜
05. 交差する思い
▼概要
2021年3月1日発売
A6文庫版・328ページ
カバーデザイン:てんぱるさん
¥1,200+送料
文庫化にあたり、内容の大きな変更はありません。
ただ、細かいところは色々と修正してブラッシュアップしています。
続いて下巻です。
▼収録内容
<本編・第二部>
01. restart
02. deeper
03. healing
04. live
05. change
06. promise
<番外編>
01. 目撃者たち(1)
02. それぞれの証
03. 二人の時間
04. 目撃者たち(2)
05. 願うことは
06. 永久を共に
07. 未来(文庫書き下ろし)
▼概要
2021年4月10日発売
A6文庫版・360ページ
カバーデザイン:てんぱるさん
¥1,320+送料
下巻の方は、全部の番外編を入れると400ページを超えてしまい、送料がお高くなるので、本筋っぽい番外編6本+書き下ろし1本となっております。
書き下ろし番外編は「未来」、17ページ。
入籍から1年数ヶ月が経った頃の2人の新たな日常風景っぽいお話です。
もうちょっと細かいことを言うと、新居(一軒家)を構えてようやく落ち着いた2人が、未来のことを考え始めるお話。
この話に繋がるので、書きかけの番外編と結婚式の話を早く書かねば!下巻が先に注文者様のところに届いてしまう!と焦っています。
今日明日で書けたらいいな……。頑張ろう……。
あ、ちなみにですが、もしご購入いただく場合は上下セットの方がちょっとだけお安いです。
私は一次創作が主なので(実はお刀の二次書いたことがちょっとだけある)同人世界への知識が薄く、今回の企画を進める中でぎょっとしたのですが、製本って個人でやるとすごくコストかさむんですよ……。
カバー付き、帯ありなんかにしたら、文庫本一冊で3000円オーバーとか。FNAのページ数がべらぼうに多いのも大きな要因なんですが……。
市販の文庫本、500〜700円とか?で売られているの、すんごいことだったんだなぁとしみじみ感動にも似た思いを抱きました。
そんな中で、今回利用している「製本直送.com」さんは、1冊からの製本が破格のお安さ。なんとか1500円以下の価格には設定できて、ほっとしております。
FNAを無事刊行できたので、次は『Fantom Game』の改稿作業に取り掛かります。
Ⅰは10代の時に書いたものなので、直しがものすごーく多そうです。5月くらいに出せたらいいなと思っています。
FGの表紙は、同作のコミカライズを担当してくださったCoo先生がお引き受けくださって、Fantomメインメンバーたちのイラストが素敵でスタイリッシュなものになりそうです……!
昔の自分が書いた文章と向き合うのはしんどさもありますが、素敵な本になるように頑張ります!
『Fantom Game』はエブリスタでは公開していないので、なんのこっちゃって感じの方もいらっしゃいますかね。
ざっと説明すると、2012年〜2016年にかけて書いた4部構成の小説でして、高校一年生、運動神経抜群の少女、瑞樹がヒロイン。
全校生徒数千のマンモス校「蓬栄学院高等学校」に入学した瑞樹は、数量限定の食堂のプリン欲しさに、遅刻を挽回すべくショートカットして学院の塀を飛び越えたところ、木陰で寝ていた上級生男子のお腹に見事着地。
その生徒は、学院の裏を任されている“Fantom”という謎の組織のリーダー。
高い塀を軽々と飛び越えた瑞樹の身体能力に着目し、踏んだことをチャラにするかわりに半ば強制的に“Fantom”に加入することになり──……。
マンモス校で巻き起こるちょっとブラックな事件にグレーな手法で対処する、青春ほんのり逆ハー?ラブコメディです。
割と衝撃的な展開があるので、お暇な方はぜひⅢまで読んでください!(宣伝)
こちらもプロフィールにリンクがあります。
Ⅰでは、キスもせずに、潜入調査や乱闘をしています。
テンションが若いのは10代の頃の話なのでお許しを……。
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