無限の二人~暗闇の中で~

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「良い写真だね」 「どんどん言ってやってよ 褒められるの好きだから」 「そんな感じする」 「今ごろニヤニヤしながら 催促してるよ もっともっとって」 「分かるわ~ 褒められると もっと聞きたくなるもん」 「似た者同士だな」 「なに? 褒めてくれるの?」 「どこにそんな文脈あった?」 「じゃあ褒めてくれないの?」 「まだ会ったのこれで2回だろ どう褒めるよ?」 「初対面でお母様にご対面 2回で自宅まで入り込む この親しみやすさ」 「なにか盗まれたら 真っ先に疑うわ」 「うわ、最低だね お母様に報告しよ」 「それはさっきやったろ」 「もっかいやる そして報告してやる 息子の悪行を」 「分かりましたよ はいはい、どうぞどうぞ」
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