第4章 心理戦

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-------------------- 数日後…。 映理さんが自殺したと聞いた。 自宅のお風呂場で、首の動脈をカミソリで…。 あと、私のする事は…。 『依智花。ちょっとここに座りなさい』 「なぁに」 母に言われリビングのソファーに座った。 怒ってる表情だ。 『あんた…武本直哉と会っているの?』 「え?」 何で?どうしてバレた? 私は完璧だったはず。 『昨日、弁護士さんに会ってね。まぁ、向こうは口をすべらせたみたいだけど…何で!?何で殺人犯と会ってるのよ!?』 「いや、会ってないよ」 『嘘つくんじゃない!!家だって、ケータイの番号だって知ってんでしょ!?』 母は涙目になりながら叫んだ。 もう、ここまでか…。 『雄一くんが亡くなってから辛かったとはいえ、選ぶ相手を間違えてるじゃない!!』 「お母さんには関係ないよ…」 私は、前々から用意していた荷物を持って家を出た。
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