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翌日。毎度おなじみ、しっかり筋肉痛になった。
GW休暇中でよかった。次の日が仕事なんて言われた日にゃ、都心の某オフィス街でスーツを着たペンギンが発見されることになる。
湿布に世話になりつつも、自宅マンションの2階から降りるのもつらい。残念だが、うちのマンションは階段のみなのだ。
結局、1週間くらいは筋肉痛が続いた気がする。これは後々わかることだが、日の出山に限らず、数日は安静にしていないとダメらしい。
さて、例のひざはどうなったか。
なんと、筋肉痛と一緒にこちらも治ったのである。
おそらく、私の痛みは軟骨ではなく、筋肉痛の一種だったと思われる。
痛めていたのは、ひざ周りを支える筋肉の方だったのだ。
おかげさまで、軟骨の方は無事だ。サポーターをつける必要もない。よかった、よかった。
ちなみに、同じコースを歩いたS子は、全くひざに痛みを感じなかった。
まず彼女は、元・運動部だ。私とは、地が違う。
それを差し引いても、なぜ私のひざだけが痛くなかったのか。
1つは、体の重さ。当たり前だが、体重があればあるほど、降りた時にひざにかかる負荷は増える。
2つ目。そのくせ、疲れにかまけて、ドスンドスン降りていたのがよくなかった。S子に倣って、初めから小股で少しずつ下ればよかったのだ。
最後は、まだ登山靴に慣れていなかった可能性。前回の高尾山に続いて2回目である。かつ、高尾山とは道も違うし、所要時間も違う。
つまり、色々と立ち回りが上手くなかったのだ。
1つ目の重さに関しては、気持ちはあるが、乗り越えるにはかなり非現実的である。
となると、これから私が気を付けなければいけないのは、2つ目のポイントか。
とにかく、慣れるしかない。登って、覚えるしかないのだ。
御岳山から日の出山まで縦走コース。今回はひざの痛みに耐える回となった。
さて、次の山はいったい何に耐えるのやら。
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