くまのほらあな～その2～

まりあのうどん

　では、材料から行こうか。

・冷凍うどん1人前(もちろんレンチン)
・卵1個
・ネギ半分(買ったその日の値段が1本120円。翌日見たら75円。やられた)
・海老天2本(もちろんスーパーの惣菜。2本あるのは、パック詰めがそれしかなかったから。もちろん、全部食べる)
・めんつゆ(うちはミツカンの追いがつお2倍濃縮)
・白菜の漬物(もちろん出来合いのパック)

　まずは冷凍うどんをレンジに突っこもう。作業はなるべく同時並行がいい。

　うどんを温めている間に、ネギと海老天を切る。
　まりあのうどんを作るのが、今回の目的だ。であれば、海老天も縦半分に切る必要がある。

　注意すべきは、先にネギを切るべし。天ぷらなんか切ってごらんなさい。油で包丁がベタベタになるよ。

　と言うわけで、ネギを斜め切りにした後、海老天をえいやと半分にした。
　真っ二つとはなかなか難しい。片一方が、スッカスカになってしまった。

　きれいに切ったまりあちゃん、すごいな……。

　使用済みの包丁とまな板を洗う。ついでに、朝ごはんで使ったお茶碗とコーヒーカップも洗う。ごめん、まだ洗ってなかったのよ。

　次は、鍋にめんつゆと水を入れて、火にかける。一緒にネギも入れよう。

　一緒に煮ることで、ネギの旨味がつゆに、つゆの旨味がネギに染み出る――と思う。多分。わからんけど。

　沸騰したら火を弱めて、温まった冷凍うどんを入れよう。
　レンチンしたので、本来鍋に入れる必要はないが、何となくつゆと煮た方が味がつく気がするので、そうしている。

　時間にして、1分くらいでいい。あんまりゆでると、やわらかくなってしまう。あと、お腹空いてくる。

　うどんとネギだけ、どんぶりに出す。つゆはそのまま。

　卵を溶いて、再び沸騰させたつゆに、一気に流し込んで固める。
　つゆの温度が低いと、卵が固まらずにつゆと混ざって、卵味のつゆになってしまうのだ。全然とじてない。

　卵がおおよそ固まったら、どんぶりに注ぐ。
　最後に、海老天を飾って、完成だ。

　おっと、白菜の漬物を忘れていた。これを、保存容器に開けて出す。

　はい、完成！