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とにかく、曇っていなくてよかった。元旦はこうでなくっちゃ。
↓橋のそばに陣取る。6時20分。
あと30分。この待機時間がつらい。
足踏みしたり、音楽に合わせてかかとを上げたりして、とにかく足を動かした。いつも足から冷えていくのだ。逆に下半身が冷えなければ、上も寒くてたまらないという事態は避けられる。
普段うっかり音楽に合わせて踊ろうものなら、一発で不審者確定である。だがしかし、今は普通ではない。ほら、隣のおじさんも軽く体を揺すっているではないか。
初日の出を待つまでの間は、合法的に音楽に乗れる時間なのだ。ここぞとばかりに、思いっきり揺れてやろうではないか。……しかし寒い。
そうこうしているうちに、地平線のオレンジが、赤みを帯びてきた。4回も見に行っているとわかる。あれは上がってきている。
↓6時52分。本来ならもうすでに顔をのぞかせているはず。多分、雲があるなあ……。
↓6時53分。これくらいになると、ザ・日の出登場といったところか。
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