いい年した大人が迷子になったり、ピザやケーキ食べたり、UNOで遊ぶだけの話

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 その後は、備え付けのテレビでNETFLIXを見て、4人でゲラゲラ笑うなどした。  文字通り、部屋でダラダラしている状態。  これで、ピザとケーキを食べたのだ。明日以降の体重が心配である。  部屋の返却時間が近付いている。ぼちぼち、片付けを始めた。  ゴミをまとめる人、掃除機をかける人、食器を洗う人、もちろんキッチンペーパー係はS子だ。  若干の懸念事項であったトイレの詰まりも起こすことなく、終焉の時を迎えることができた。よかった、よかった。 「そうだ、お菓子どうする?」  コンビニで買ったお菓子たち、さすがにこの場で開けることはなかった。 「それぞれ持って帰ったらいいんじゃない」 「じゃんけんで勝った人から決めよう」  トッポの箱には2袋、これで2つとカウントする。それからじゃがりこ、ビッグサイズのコンソメパンチ。  はたまた、私がビリになった。なぜ、食べ物が絡むと私は負けるのだろう。  トッポから売れていく、次はじゃがりこ。最後にコンソメパンチが残った。  みんなお腹いっぱいだから、軽いものから選んだに違いない。絶対そうだ。 「これを1人で食べろと」  ポテチを目の前に、つぶやいた。 「大丈夫だよ、つまみに食べたらいけるよ」 「くまちゃんならいけるよ」  なんだろう、君たち。  酒と合わせれば、熊野はどうとでもなると思ってないか。  その通りだけど。 ↓W(ダブル)ですってよ。ハア、ヨイヨイ。8ca6ccb0-98e7-4fea-9819-a041147436b4
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