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「恋愛を楽しみたいんですよ。君と。」
「これから、少しずつ、お願いします。」
「はい。ゆっくり一緒にいれば恋愛になりますよ。きっと。」
「すごい自信ですね。」
「まあ、もう君は私の物ですからね。」
「それもそうですね。」
なんだか分からないけど、その時、お互いの顔を見合わせて笑い合った。
「そういえば最近弁当にしたの、なんでだ?」
親友の碧から聞かれた。
要さんとのことをかいつまんで話した。
「それ、ヤクザに売られたってことじゃないか!」
自分のことのように怒ってくれた。
「でも、みんな優しくていい人なんだよな~。」
要さんは極道じゃないし。
「そいつの親には会ったのか?」
あ、そういえば会ってないな。
「後継ぎとかの問題があるんじゃないか?」
あ、それを考えてなかった!
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