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入ってきたのは、太ったおっさんだった。
「俺はなんでこんなとこにいて、こんな格好にされてるんだよ!?おっさん!」
「可愛いのに口が悪いねえ。」
「こんな状態だったら悪くもなるだろ?」
「君が朝居 要のアキレス腱だからだよ。」
「要さんの知り合いか?」
「私は、神竜会の組長で今朝居と対立してるんだよ。朝居の長男の大事なものを傷つけて2度とうちに太刀打ち出来ないようにしてやろうと思ってね。」
「何しようとしてるんだよ。」
「うちは麻薬の売人をやっていて、可愛い男の子を女装させてヤク浸けにしてコレクションするのが、私の趣味なんだよ。だから君もこの注射で麻薬をいれてあげるから、私のコレクションの1人にしてあげるからね。」
おっさんは気持ちの悪い笑いを浮かべた。
「冗談じゃねえ。気持ち悪りいんだよ。おっさん!」
「これから、そんなこと言えなくなるよ。私のお人形さんになるんだから。」
そう言って、おっさんが近づいてきた。
やべえ!
逃げるとこもねえし!
嫌だよ。こんなおっさんの人形になるなんて!
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