敵の正体

1/1
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

敵の正体

「ねぇ、ゼロ?」 「ん?どうした」 「なんで、killer(キラー)とripper(リッパー)が私たちを襲って来たと思う?」 先程、私たちを殺しにかかって来た2人は  紫さんに捕獲してもらっている 「さぁな、ただ言えるのはこの先も続くだろうということだけだな」 「そういえばゼロって組織では、神剣って 呼ばれてたよね?」 「それがどうしたんだ?」 「組織を裏切ったから襲って来たと考えたら まだ続くのかぁ」 「すまん、夕雨に迷惑かけてしまって」 「別にいいよ、お互い様だからね」 おそらく、あの2人は組織のかなり下の方だろう 「2人ともおつかれ様、怪我はない?」 その言葉とともにスキマの中から八雲紫が 出てきた 「あぁ、大丈夫だ」 「私は少し背中を切られちゃった、もう 治ったけどね」 「凄まじい回復力ね」 昔から怪我の治りだけは早かったのだ 「そうだ、ゼロは住む場所見つかった?」 「いや、まだだな、どこに行こうか・・・」 「なら、地霊殿はどうかしら?」 「「地霊殿?」」 「地底に古明地さとりがいると思うから行ってみたらどうかしら?」 「送ってもらえるか?」 「わかったわ」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!