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随分、気に入られてる。そんなに僕の容姿が好みだったのだろうか。
そして、男の部分にも受け入れてくれているんだ。今のところ男の部分が見えてないせいか、彼女がXジェンダーというより、心身の性が不一致のトランスジェンダーというイメージで接してしまっている。
浣腸をし終わり、雪華さんは改めてシャワーに入り僕は向かいの洗面所でよく手を洗った。
その際、化粧水などのケア用品が複数あることに目がついた。高そうなケース、こだわってそう。こりゃ、肌が綺麗な訳だ。
シャワーから上がった雪華さんを真っ先にタオルで包み込み、裸のまま抱えてベッドまで運んだ。細身だとは思っていたが、想像以上に軽い。
唖然とする彼女に、僕はクスクス笑ってしまった。
ゆっくり下ろし、頭から顔と上から順に拭き終わった場所からキスをしていく。
すると、静かに息を漏らし僕を見つめ光悦する雪華さん。そんな彼女に僕自身も満たされた。
まっ平らな胸元は違和感なく楽しめた。なのに、下半身に入ると明らかに僕は動きが止まってしまった。
勃っている。
そうだ、雪華さんにはついているんだった。忘れてしまう程、僕の中で完璧に女性であった。
止まってしまったものの、僕は数回ソコにキスをし優しく撫でる。大丈夫、これは僕に入ってこない。そう心の中で呟きながら。
「雪華さん、気持ち良さそうだね。」
ピクピク動き喜ぶそれを見てから、僕は顔に目を移す。
だが想像と違い、赤面しながらも嫌悪な顔を浮かべる彼女に目を丸くした。
「あっ・・ごめん、触り方よくなかったですか・・?」
「違う・・気持ちいい・・!でも、体に違和感あって、それで・・。正直、心が女だと排泄すら気持ち悪いの・・自分の体に本来ないはずのものがついていて・・でも、興奮するとき体はいつもソコが反応して・・いや、そこばかりに頭がいって、もう何が何やら・・。」
それを聞いて胸が苦しくなりつつも、僕は明確なセックスの目標地点が見えた。
「雪華さん、女にしてあげる。」
男の部分に触れず、彼女を逝かせる。
僕は強く抱きしめ、深いキスを舌で絡ませた。すると、彼女も積極的に舌を動かし感度に上手く触れていく。
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