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四つん這いになる雪華さん。ローションの力を借りつつ僕は穴をよくほぐした。
正直、男の中の感度の部分がよく分かってない。だが、声をだし身悶える彼女を見て大体の見当がつく。
「ぁぁっ・・。」
「気持ち良さそうだね?いれてみるけど、痛かったら言って下さいね?」
僕はコンドームを装着し、雪華さんの中にいれた。凄くキツイ。雪華さん自身も体が震えて耐えている印象だ。
「・・抜いた方がいいかな?」
「いやっ・・抜かないで・・。久保君と逝きたい・・。」
そう懇願する雪華さん。嬉しくなり腰を弾ませ動かすと、良いところに当たったらしく乱れだす。だが、その乱す姿は動物のような荒々しさはなく麗々としており、最後まで理性を震い立たせていた。
「雪華さん、綺麗・・。」
「っ・・!」
「僕、ちょっともう・・。」
雪華さんより先に、僕が獣になっていた。
腰を強く振り、快楽を求める。だが同時に雪華さんも体を震わせ快楽に陥っていた。僕らは果てた。同じように射精して。
いつものようにコンドームを外し、持参のごみ袋にいれる。この後も普段のようにまったりムードと思っていたが、いつもと状況が違った。
「っ・・!!!」
雪華さんが赤面しつつ半泣きしていた。
凄く嫌悪そうな顔で、再度膨れ上がる下半身に戸惑っている。
僕はすぐさま彼女を抱き寄せ、頬擦りをした。
「まだ求めてくれるんだ?僕は寂しがり屋だから本当に嬉しい。薬の関係で口は使えないけど、男の部分も満たしてあげたい。」
彼女に自身のモノが見えないよう顔を胸板に押し当て、僕は片手でしごく。逝かせられるか不安だったが、彼女はあっさり逝ってくれた。
「ベッド沢山汚しちゃったね。雪華さん、気持ち良かったかな?」
返事がない。その変わりにキスをされた。
セックス終わりにキスをする行為って、僕にとって凄く満たしてくれる事だと思い出しつつも、理性を抑え顔を離した。
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