08:センセイ

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ダンボールを開けると、黒いランドセルと黄色い通学帽子、そして4年2君久保すばると書かれた名札が入っている。 サイズはどれもピッタリ。怖い。 すでに筆箱とノートが入っているランドセルに、貴重品とコンドームや薬など仕事道具をいれ、それらを身につけタイマーを押してから僕はインターホンを鳴らした。 「センセイ、来たよ。」 あらかじめ指定された、あだ名で呼びながら僕は待つ。 出てきたのは、パーマの髪を結わいてメガネをかけた女教師。白いシャツから透けて見える赤いブラジャー、短めのスーツ用のスカート。誘ってるなぁと感じながらも、僕は分かっていないフリをして無邪気に笑った。 だって僕は、4年2組の久保すばるなのだから。 「よく来てくれたね、久保君。」 中に入ると木製の家具に囲まれた部屋に、沢山の写真や色紙が飾られていた。 女性の周りには笑顔で写る小学生。けっこう昔の写真もあり、多分その中に僕もいる。 使い古されたばかりのものの中、窓際の隅のものは真新しい。 小学校をイメージさせる机と椅子、壁には小型の黒板。今回のために用意されたのだろう。もちろん僕は、そこに案内され座らされた。 「じゃあ、補習を始めようか。」 柔らかい物言いで、黒板に書きながら過激な性教育を教え出すセンセイ。 僕は一生懸命、板書をノートに写した。 さすがに小学生の頃よりかはマシとはいえ、やはり目で見て写す行為は苦手だ。更に言うと、センセイの説明が耳に入らない。 そして、センセイが描いたイラストの男性器と女性器は、僕が描くと逆さまの山となんかついたドーナッツになってしまう。 「久保君は、何事も一生懸命で本当に可愛い。」 僕が書いている間、センセイは背後にまわり胸を頭から首にかけ擦り付け出す。 更に下半身を弄り滴る液の音すら聞こえだした。 でも僕は構わず書き続けた。4年2組の久保すばる君は、板書の時は何も気付けない位黒板しかみていない男の子だったから。 書き終えると、センセイは机の上に股を開いてのり出した。パンツをはいてない。ストレートに女性器が見える。
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