08:センセイ

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「っ・・んっ・・!」 激しく動かされ、けっこうな刺激。 早々に接触禁止の体液が出そうになり、僕は甘い声を出しながらセンセイにコンドームを見せつけた。 「もう我慢出来ない・・。センセイつけて・・。」 「んっ・・久保君いい子だね・・。」 「センセイを独占出来て嬉しい・・。センセイは、皆のものだったから・・。」 「・・・・。」 センセイは自ら腰を動かし、僕はキス防止のために胸に顔を埋めて楽しむフリをする。 激しく動かすなぁ。もう逝っちゃいそうだけど、センセイは満足出来てる?長く我慢すべきか。いや、それだとセンセイが疲れてしまうかな。 悩んでいると、センセイが答えを教えてくれる。 「久保君・・センセイはもう・・。」 「うん、僕も・・。一緒に気持ち良くなりたい・・。」 「うん・・。」 「センセイ・・。」 「・・・・。」 センセイは中の角度をずらし、更に激しく動かし出す。僕は果て、センセイも座る僕に体を預ける形で逝った。 終わると、センセイはコンドームの口を結んでテイッシュで綺麗に僕のモノを拭いてくれる。そんなセンセイに頬擦りをし甘えると、複雑な顔をし思い悩まれる。 「ねぇ久保君、言い訳していい?」 僕は頷いた。 「私ね、純粋な意味で子どもが好きだったの。先生になってますます好きになり、この子達の未来が明るいように、今も好き好んで全てを子ども達に捧げている。」 うん、そうだよね。知っている。 少しでも困った子がいると、センセイは真っ先に手を差しのべてくれた。工夫も、必要に応じては道具も作ってくれ、皆が楽しめるように共有しながらクラスを盛り上げてくれる。時間をかけ子どもと保護者に向き合う素敵なセンセイだ。 「でも、そんな私の世界はある男の子が現れることによって、一変してしまった。その子が4年生の時に担任になったのだけど、苛められてもいつも笑顔で、明るく凄く自由。でも、どことなく影のある魅力的な男の子だった。」 魅力的かぁ。先生の包容力凄い。 あの時の僕は、授業中に歩いたり一方的に話し出すはた迷惑な子だったと思う。少なくとも、他の先生からは煙たがられていた。
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