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「ビックリする位のイケメンで、芸能人のようなオーラを持っていて・・それでインポなのに、なんでこの仕事をやっているんですか・・?」
凄く真剣そうに聞かれてしまい、理由を話そうか迷ってしまう。
だって、長い話しだし、もうタイマーが鳴っているから遅刻をしてしまいそうだし。
なので、手短く返しに困るような返事をした。
「家族が残した借金を返済。後インポなのは、母親にレイプされたから。」
苦し笑いをしながら言った。
そうすれば、更に返答に困って黙るから。
案の定、横田君は衝撃的な表情でなにも言えなくなっている。
ついでに、下も萎んでる。
優しい子だなぁ、僕的にはどうでもいい事なんだけどね。
僕はタイマーを止め、足を進ませた。
「あっ、横田君。もうちょっと、舌を動かす練習をした方がいいよ。動きが固いかな。」
そう余計な事を言い残しながら。
彼も先へ足を運ばせやすいように。
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