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「はい、歯磨きおしまい。また歯が失くなってたよ。」
「歯医者行く気力なくて~。」
「そっか。」
「久保っち、歯も綺麗になったからちゅ~~!!」
「駄目~、歯医者いかなかった人とキスしません~。」
「え~・・。」
「アハハッ!本当に残念そうだね~!」
「・・・・。」
「・・いつものように、口以外なら沢山するけどね。」
僕はオデコにキスしてから、再度抱き抱えベッドに運び寝転ばせる。
頬にキスをし、そして味わうように舌を這わせ耳や首もとを舐め、鎖骨辺りにキスマークをつけた。
「んっ・・今日の久保っち、過激だなぁ~。」
「いっぱい僕の痕を残したいもん。駄目?」
「アハハッ、嬉しい~!もっとつけて~!」
僕は胸を揉みつつ、お腹にもキスマークをつける。
フクちゃんは、どこを触っても柔らかくて気持ちがいい。何をしても許してくれて、凄くおおらか。
僕は散々様々な場所をじっくり舐めながら、キスマークを残した。
「久保っち、もうね・・。」
「・・うん、挿れちゃうね・・。」
僕が薬を飲み干し勃起すると、フクちゃんは体を起き上がらせ僕のソレを眺めだす。
「・・久保っち、触ってもいい?」
「・・うん。」
フクちゃんは切なそうに見つめながら、僕のモノを撫でてくれる。
「いつも受け身だから、触ってくれて嬉しい・・。」
「最後だからね~・・さすがに体が動けた~・・。」
「・・・・。」
ある程度さわり手を離したタイミングでコンドームをつけ、僕はフクちゃんの中に挿れた。
「っ・・あっあっぁっ・・!」
フクちゃんは泣きながらセックスを楽しんでいる。僕はそれを複雑な笑みで見つめながら逝った。
し終わった後も、お互い抱きしめあった。尚も泣き続けるフクちゃんに、僕は頬を刷り寄せ頭を撫でながら慰める。
「ううっ・・私がもっと親とうまくやれてたら・・もっと動けてたら、久保っちを雇い続けてくれたのかな・・。」
「違うよ、僕の値段が上がりすぎた。ごめんね、フクちゃん。」
「アハハッ・・久保っちが謝る事じゃない・・凄いなぁ~。久保っちは本当に凄い・・私と違って成長してる~・・。」
「フクちゃんも成長したよ?B型作業所でお仕事出来るようになったじゃん。」
「でも・・休みがちだし・・!」
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