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僕はリュックに手を伸ばし、薬を出した。
雪華さんの時に使わなかったものだ。
それを飲もうとすると、ことりちゃんはすぐさま両手で制止して取り上げてくる。
『なんで持ってるの?その日の最低限しか支給されないんじゃないの?』
「・・今日のお客様の残り・・。」
『使わなかったの?』
「うん。その人、私の時は薬使わなくていいと言って、使わずに終わる。」
『なら、尚更使っちゃ駄目。久保君のこと、凄く大切にしてくれるお客様だね。』
不安そうな顔をして、苦しく笑うことりちゃん。
あっ、これは雪華さんの存在に不安に感じちゃったかな。本当はいけないけど、僕はすぐさま彼女の特徴を伝えつつ仲を否定した。
「ことりちゃん大丈夫、僕はその人に行くことはないよ。体と半分の心は男で僕がノーマルだから彼女に転ぶ事はない。何より、ことりちゃんが好きすぎて・・もう、我慢出来ない・・いれたい、いれたいよぉ・・。」
『時間かけて、勃起させてあげる。』
ことりちゃんは一気に安心した顔になりホワイトボードを手から離し、ラインで送ってきた箱からクリームを取り出した。
お互いの服をすべてとり、そのクリームを使い彼女は僕の体にマッサージをしだした。
長い時間をかけ、やんわりと触れたり、本格的にマッサージをしたり。そして、クリームを塗れば塗るほど感度が上がり、触れられる一歩寸前でも体がびくついてしまう。
「ことりちゃんのドスケベエ・・。」
そう言うと、彼女は一瞬恥ずかしそうな顔を見せるが、すぐ自身の体を僕に擦り付け楽しみだし光悦な笑みを浮かべてくる。
「変態・・。」
今の彼女には、誉め言葉のようだ。そんな言葉攻めに興奮しだし、更に箱から大人の玩具であろうU字の器具とリモコンを取り出してくる。
初めて見る形だ。玩具を曲げて自身の女性器に装着し、ことりちゃんが僕の上に乗りお互いの性器に部分に触れ合うと、リモコンのスイッチを押しだした。
「!!!」
「あっ・・!!」
同じ感じる振動で僕らは満たされあい、ことりちゃんにいたっては腰を動かし擦り付けている。
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