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次に僕は、ヌードデッサンのスケッチブックをおねーちゃんの前に置く。
すると、彼女は悲しそうな顔を見せてくる。
「これは、真剣に描いたヤツで、やらしい気持ちは・・。」
「うん、伝わるよ。絵の事はよくわからないけど、凄く熱が入っているのはわかる。おねーちゃんの絵を勝手に見ちゃったけど、ヌードデッサンが1番好き。・・ねぇ、僕を描いてよ!」
「・・へっ!?」
「結構、いい体をしているんだよ?ムキムキ!」
そう言って、僕は上半身を脱いだ。
露になった体を、おねーちゃんはマジマジと眺めだす。
「本当だ・・綺麗・・。鍛えてる?」
「うん。朝にストレッチと、ジョギング。あ、お洋服半脱ぎの方が良かった?」
「いや、いらない。む、むしろ・・。」
「んっ?」
「・・っ・・。」
「おねーちゃん、ハッキリ言わないとわからないよ~。」
「しっ・・下も脱いでっ・・!」
全裸になり、足を軽く開き大切な所を露にするポーズでベッドの上に座らせられた。
そして気遣いなのか、前に置いてくれたパソコンから、エロ動画を流してくれている。
やたらオッパイを揉まれ、気持ちよくなっている女性のシーンが多い。
願望かな?とそう頭に思い浮かんだ事などつゆ知らずに、おねーちゃんはスケッチブックにがむしゃらに描きだしている。
「・・本当に、勃たないんだ。」
「うん。おねーちゃんにエロパワーを送られないと、勃たないよ。」
「なんだよ、エロパワーって・・!薬の力って言ってたじゃん!!」
「アハハッ!じゃあその薬、おねーちゃんに渡すね。勃起して欲しかったら僕に飲ませてね!飲ませたら我慢出来なくて襲っちゃうけど!」
僕は手に忍び込ませていた小瓶を渡し、再度ポーズをとりなおした。
それを受け取ったおねーちゃんは、顔を赤くして僕の背後へ回り込んだ。
「おねーちゃん、もう描き終わったの?」
「よくしゃべるモデルだなぁ。・・背中、描きたくなった・・。」
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