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そう誘い込み、おねーちゃんと体のゆすぎあいが始まった。案外本当の姉弟のように、和気あいあいと。
「あーあ、おねーちゃんといるの楽しかったなぁ。この後用事なかったら、もっと長居してたのに。」
「居着いてくれるんだ。」
「うん。仕事のルールで出来ないけど、連絡先の交換したいくらいだよ。」
「アハハッ!リップサービスありがとう!」
「本当なんだけどなぁ。そうだ、おねーちゃん僕の事を探してよ。プライベートだと問題ないんだ。見つけたら、教えてあげる。」
「何だよ、その難易度高すぎるミッション。」
「じゃあ、おねーちゃんの稼いだお金で僕を雇ってよ。そしたら、セックスも出来るし。」
「いや、それも私にとって、難易度高いんだけどなぁ。」
「とりあえずは、ごみ捨てよろしくね!」
「あぁ・・うん。・・君は不思議だよ。」
「え?」
「私、基本人と話すの苦手・・イケメンなんてもってのほかなのに、君とは話しやすい。何だろう。」
「・・何だろうね?」
お互い泡だらけの体を、シャワーで流す。すると、名残惜しそうに泡は引っ付きながらも、ゆっくり落ちだした。
体をふき来たときの私服を着ると、タイマーが鳴ってしまう。
「良かったらこの服貰って。おねーちゃん専用の服だし。」
「あ、あぁ・・あの、キャラクターの服ね・・。」
「におい嗅いで楽しんでもいいよ。」
「ちょっ・・とんだ変態だな、私・・!」
「おねーちゃん、変態だよ。処女なのに自分で腰を動かしてさ。」
「うっ・・!」
「でもそれ以上に、僕にはアーティストに見えたけどね。」
玄関先についた。僕は頬擦りをして、別れを惜しむ。
「本当はキスしたかったけど、次会ったときのお楽しみかな。」
「・・やっぱり、薬の関係?」
「うん。飲んで完全に抜ける1時間後までは、体液の接触は禁止されているんだ。」
「その薬、なんか危なくない・・?」
「今のところ、特に何もないから大丈夫。」
「そうなんだ?・・私から、頬っぺにキスするのはあり?」
「アハハッ!嬉しい。してよ、おねーちゃん!」
濃厚な事をしたわりに彼女のキスは、軽く触れる程度のもので、それだけで頬が赤くなり目を背けてきた。
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