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彼女は特性を使い大きなチャンスに繋げるか、はたまた、特性に溺れながらも社会にしがみつくのか。
何にせよ彼女の歩く道は、普通とは逸れる生き方かもしれない。
そこに至るまで、時間がかかるのかもしれない。
でもおねーちゃんなら最終的に、自分の足で歩んで行ける。
そんな姿が、僕の脳裏に浮かんだ。
バスを降りると、輝く太陽が眩しくて、一瞬目を細めてしまう。僕は手で遮りながら、日差しを閉ざす駅へと入っていった。
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