04:うさぎちゃん

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僕を喜ばすリップサービスで、彼女はそう言ったのだろうか。 処女とか、こだわらないんだけどな。 むしろ、嘘をつかれた事に萎えてしまう。 そんな自分の感情を無視し、舌を伸ばして舐めたり、2本3本と指の数を増やしほぐしていくと、あっという間に僕のモノがすんなり入れるよう広がってくれる。 ズボンと下着を脱ぐと、うさぎちゃんは傷付いた顔で僕の下半身を眺めている。 「たってない・・。」 「すみません、興奮はしているけど、下半身には現れなくて・・薬がないと勃起出来ないんです。・・調べたようですし、お店で登録していないすばるという名前を知っているってことは、僕の事情をわりと知っていますよね?」 「・・はい・・。」 「あの・・親しみを込めて僕の下の名前を呼んでくれるのは嬉しいのですが・・。売られてしまった名前なので、下の名前は使わないでくれたら嬉しいです・・。僕がうさぎちゃんというあだ名をつけてるように、何か呼び名をつけてくれませんか?」 「・・すばるさんは、すばるさんです!」 「えっ。」 「カッコよくて、凄く似合った素敵な名前です!」 「・・そっかぁ。」 本当に、嫌な事なんだけどなぁ。 そういえば、うさぎちゃんの持っている小説の中に、すばるという名前のヒロインがいたような気がする。 お気に入りの名前なんだね。僕も、売られてしまう前までは大好きな名前だった。 「うさぎちゃん、いれちゃうね。」 僕が、気にしなければいいことだ。 そう頭を働かせるため、薬を一気に飲み干し勃起させる。 うさぎちゃんは、好奇心のある目で僕のモノを見つめてきた。だが、僕はコンドームをつけすぐさま彼女の中にいれ突いた。 「はじめてなのに、こんなすんなり入るんですね。」 「ぁあっ・・!あんっ、ああぁっ・・!」 「そんな、欲しかったんだ?本当にいやらしい。」 「ひゃっ、あぁぁぁっ・・!」 結構早いペースで腰の振りを早くし、自分にしては荒々しく果ててしまった。 最低だなぁと思いつつも、うさぎちゃんもそのやり方で逝ってしまったのが、幸いだ。
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