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僕を喜ばすリップサービスで、彼女はそう言ったのだろうか。
処女とか、こだわらないんだけどな。
むしろ、嘘をつかれた事に萎えてしまう。
そんな自分の感情を無視し、舌を伸ばして舐めたり、2本3本と指の数を増やしほぐしていくと、あっという間に僕のモノがすんなり入れるよう広がってくれる。
ズボンと下着を脱ぐと、うさぎちゃんは傷付いた顔で僕の下半身を眺めている。
「たってない・・。」
「すみません、興奮はしているけど、下半身には現れなくて・・薬がないと勃起出来ないんです。・・調べたようですし、お店で登録していないすばるという名前を知っているってことは、僕の事情をわりと知っていますよね?」
「・・はい・・。」
「あの・・親しみを込めて僕の下の名前を呼んでくれるのは嬉しいのですが・・。売られてしまった名前なので、下の名前は使わないでくれたら嬉しいです・・。僕がうさぎちゃんというあだ名をつけてるように、何か呼び名をつけてくれませんか?」
「・・すばるさんは、すばるさんです!」
「えっ。」
「カッコよくて、凄く似合った素敵な名前です!」
「・・そっかぁ。」
本当に、嫌な事なんだけどなぁ。
そういえば、うさぎちゃんの持っている小説の中に、すばるという名前のヒロインがいたような気がする。
お気に入りの名前なんだね。僕も、売られてしまう前までは大好きな名前だった。
「うさぎちゃん、いれちゃうね。」
僕が、気にしなければいいことだ。
そう頭を働かせるため、薬を一気に飲み干し勃起させる。
うさぎちゃんは、好奇心のある目で僕のモノを見つめてきた。だが、僕はコンドームをつけすぐさま彼女の中にいれ突いた。
「はじめてなのに、こんなすんなり入るんですね。」
「ぁあっ・・!あんっ、ああぁっ・・!」
「そんな、欲しかったんだ?本当にいやらしい。」
「ひゃっ、あぁぁぁっ・・!」
結構早いペースで腰の振りを早くし、自分にしては荒々しく果ててしまった。
最低だなぁと思いつつも、うさぎちゃんもそのやり方で逝ってしまったのが、幸いだ。
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