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半年後、僕は検査をして障害者になった。
「やっぱコイツ頭がおかしいと思っていたが、そういう事か。」
その言葉を最後に、翌日から父は姿を消してしまった。
今まで父が中心に動いていた我が家は、一気に静まり覇気がなくなってしまう。
呆然とする母に、僕は励ました。
「僕お父さんの代わりに、ずっとお母さんの側にいて守ってあげる!」
すると母は、口では「ありがとう」と言いつつ絶望した顔をする。
僕の存在が家族を壊してしまった。
年齢より幼いながらも、そう察せた。
給食費と借金返済のため、僕は借金の取り立てからお仕事を貰い働いた。
だが足手まといになるばかりでミスする度に・・いや、動作が気持ち悪いという意味でも常に暴力をふられていた。こわいひとがミスや動作の改善策を一緒に考えてくれるものの、なかなか直らない。
成長が著しい中、体は確実に大人に近づいていく。
小学6年生、遅めながらも初めて夢精をした。
下着を母に洗う所を見られ泣かれてしまい、その時僕は罪悪感で胸がいっぱいだった。
「パンツ2枚しかないのに、汚してごめんなさい・・。すぐ洗って、乾かすね。」
「大人になってく・・すばるが、大人に・・ああぁぁぁっ・・!」
物静かであまり喋らない母が大声で泣き出し、僕はどうすればいいか分からず固まってしまう。
「うぅぅっ・・この先、愛のない事をされるくらいなら、私が・・。」
母は優しい顔になり、突如キスをしつつ僕の服を脱がしてくる。
「すばる、アナタだけが気持ちいいセックスはこれが最初で最後よ。」
母の手つきは柔らかく、舌づかいといいとても気持ち良かった。でも、学んだ訳では無いのに罪悪感でいっぱいになる。本能なのだろうか。
なのに、下半身は反応し大きくなってしまう。母はコンドームをつけ腰を動かしてくれる。悪いことをしているのに、凄く気持ち良かった。射精してしまった。
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