07:雪華さん

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布団から這い出て、顔を下に向け正座でモジモジしだす雪華さん。 一方僕は、恥じらう彼女をじっくり眺めて楽しんでいる。 とてもいい雰囲気だ。 そんなむず痒くも心地よさそうな空気の中、凄く申し訳ない事だがある事を通達し壊してしまった。 「雪華さん、とりあえず浣腸しましょう。」 「えっ・・えぇっ!?」 「もちろん、雪華さんがいれられる側ですよね。」 「そ・・そうよね?そっか、中のモノを出さないと・・と、すごい事をやらせちゃってごめん・・いや・・触れるので充分・・本番までいかなくとも・・。」 そうは言うものの、触れあっていて途中から気分変わってしまった方が困る。本音で中断を求めているならやめるけど、明らかに今は遠慮なので最後まですべきという判断だ。 自分の鞄から浣腸の道具を出し、体を擦り寄せ雪華さんを寝転ばす。 「僕は、雪華さんとしてみたいな。」 「私とじゃ、確実に勃起させる薬?ってのを使わないといけないから・・しなくていい・・。」 「インポだから、誰が相手でも使うんですけどね。」 「えぇっ・・そんな抵抗なく使っちゃってるの?」 「えっ?」 「企業秘密の薬・・ようは、合法化されてない薬なんでしょ?合法化されててもスレスレの副作用を発っするモノがあるのに。」 「えっ?」 「ようは、私の時は使わないで。薬を少しでも蓄積させないで。」 ことりちゃんも言ってたけど、そんな危なそうな薬なのかな。少なくとも今のところは、薬を手放す恐怖以外は特に何もなさそうだけどなぁ。 でもとりあえず、今の雪華さんには挿してあげたい。いつも隠している女性の部分を解放し、満たしてあげたい。 「嫌。いれたいです。」 「そう・・じゃあ、後でキスする覚悟でいてね。」 「雪華さんからしてくれるの?嬉しい。とりあえずは、浣腸ね。」 「・・・・。」 羞恥で顔を赤くさせる雪華さんに対し、僕は黙々と作業を施していく。 「ごめんなさい・・ここまでさせちゃってごめんなさい・・。」 「アハハッ!責任とって最後までさせて下さいね?」 「最後まで・・。そうよ、大学も仕事だって、最後まで諦めずし続けたから、今まで人生をいい方向に切り開けたのよ。性の悩みだって・・。」 「言い聞かせるの、僕もよくやります。大切ですよね。とりあえず、やってみましょう?」 「・・えぇ。久保君なら逃げずに出来る。男の部分も女の部分も、どちらも受け入れられた数少ない人だから。」
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