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そんな他愛もないこと、いえ、私には芽が出て茎が伸びて行く助けになったのは間違いない。
大人になっても、何の巡り合わせか、他人が嫌がる面倒なものなどをやる羽目になる事が多かった。
嫌だ嫌だでやっていて、上手くいくものなんてない！とある日、急に"やるからには楽しんでやろう"という思いに行き着いた。
何だって、やれば学ぶことはある訳で、一緒にやる事になった方々も皆さん偶然知り合ったわけなのにその後もずっと友達になる事も多かった。
誰も見ていない役目などもある。
"他人に認めてもらおう"などという気持ちもなくなり"誰かがやらなければいけないことだから"と自然に思えるようになった。
ヒマワリのような目立つ花でなくてもシンプルに、そよ風に揺れるコスモスの花びらのような一枚一枚を少しづつ咲かせて行く人生もいいのかも知れないと思う。
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