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泣くのも一緒、お腹がすくのも一緒、
おむつを取り替えるのも一緒、すべて三人とも
打ち合わせしているかの如く同時なのだ。
今まで、静かだった日常が一気に、お祭り騒ぎ!
夜中も三時間おきに泣き出す始末、一人ひとりに
母乳ををやっていると私の寝る暇がない、今は
母さんがいるから、何とか出来ているが、
これで、私一人でこなすとなったらと、考えると
どうなるのだろうと、心配になる。
母さんも、
「お乳が離れるまで大変でしょうけど
それは、子供を持った証!パパさんと、ママさんの
仕事なんだから、仕方のない事。
二人で力を合わせて乗り切らなきゃね」
と言っている。
子供たちの成長を楽しみながら、大変な時期を
乗り越えなければ、と新たな気持ちになった。
両親の手を借りながら、なんとか子供たちが退院して
一か月がすぎた。
私も慣れてはきたが、やはり同時大合唱には、
こまってしまう。私のお乳も二つしかないので
二人にあげているときは、三人目は哺乳瓶でミルク。
それを交代であげている。
子供たちも、本当にお乳をよく飲んでくれる。
「産後にお乳が張りすぎていたくなったものよ」
と母さんが言っていたが私の場合、母乳の生産が
間に合わないくらいの勢いで子供たちが、吸う。
「早く、大きくなれ」
と言いながら母乳をのませる。
私にとって、この上ない喜びと至福の時になっている。
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