24人が本棚に入れています
本棚に追加
/484ページ
あとがき☆
読了して下さった皆様へ☆
この度は『SEED MAKER~愛を叫ぶ星~』を最後までご覧いただきありがとうございます!
どうしようか迷いながら、公開最終日にこちらを書いています。
そしてどうしようか迷いながら、スター特典をやっぱり作りました(^_^;)
ちょうど仕事が休みの日だったのもあり……。
スター特典は、最後までご覧いただいた方に優先的に見て頂きたいので☆20で設定しています。時期を見て、必要な☆の数を減らすつもりではいます。
そちらでは主要キャラのイラストや未公開のイラストなどを展示しています。お時間があられる時で構いませんので、立ち寄って頂ければ嬉しいです。
この物語は私が小学生の頃から何度も推敲を繰り返し、やり直して出来上がったものです。
ラストに関しては、賛否両論あるのではないかと思います。
十年前のラストでは、紅生は一人で生きていくことになっていました。
けれど、読み返して直していくうちに、紅生がクレストを一人で背負っていくのは重すぎるのではないかと思うようになり。また、懸命に想って支えてくれている存在がいるのなら、それはそれで甘えてもいいのではないかと。
心から想い、尊重し合える魂同士であるのなら、寄り添うことに不自然なことはないのかな。
周りはとやかく言う者もいるかもしれませんが、人はやっぱり一緒にいたいと思う人と過ごすのが一番だもの。
*********
また、この話は恋愛ものでもありますが、基本的には環境破壊や核戦争を悲しみ、世界の平和を願う気持ちから生まれたものです。
人間はどうしてこうも不器用なんでしょう。
なぜ互いを傷つけ合い、陣地取りを続け、我儘な欲望を抑えようとしないのでしょう。
変わってほしいと思います。
一つ一つの魂が、心が、穏やかな目で自分と自分以外を見つめられるように。
人の心は傷つけられると委縮して硬くなる。
誰もがそうなりたい訳じゃない。
誰も傷つきたくなんてない。
心を抉るのはナイフだけじゃない。
言葉も凶器になる。
そこにカバーが付けられたなら。
柔らかな布を、心を、巻き付けることが出来るのなら。
きっと柔らかな心が、柔らかな世界を、社会を築けるのだと思います。
生きることはどんな生物にとっても生易しいものではない。
けれど一人じゃない。この世に一人でいるわけじゃない。
だからこそ。
生きるために、手を取り合ってもらいたい。
この世は、この社会は、この世界は
みんなで生きていて、みんなで創るものだから。
より良い世界となるよう祈りを込めながらこの作品を創りました。
私も皆様も世界中の人々も、みんなみんな、広い広い砂浜の中の、小さな小さな一粒の砂のようなもの。
けれどその一粒は、意思のある、確かに在る一粒です。
その砂浜が温かくなり美しく輝き、そこに在れることを素直に喜べる日が来たらいいなあと思います。
稚拙な文章の物語を、ここまで読んで下さったことに感謝します。
どうか皆々様の上に、幸いの種が降りますように……。✨✨🌱✨✨
2022.3.3 夜降る雨☔
最初のコメントを投稿しよう!