紅夢の犠牲者

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紅夢の犠牲者

「レミリア、いる?」 「どうしたのかしら?もしかして異変のことを聞きに来たのかしら?」 「うん、それでここでは被害は出てない?」 「えぇ、今のところ大丈夫ね。だけど最近、 こあとパチェを見てないのよ」 何故か嫌な予感がする、急いで大図書館へと向かおう 「パチェ!いる?」 「・・・・・・」 レミリアの問いかけは、大図書館内に響くが 返事は返ってこなかった・・・ レミリアと共に調べていると微かに血の匂いがした、そこにはかつて小悪魔だった肉片が 飛び散っていた 「とりあえず一旦離れましょう」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大図書館から出る時にはレミリアは、家族が 死んでしまい泣いていた・・・ 「おそらく異変が関係すると思うんですけど あれは、きついですね」 「あなたは、なんとも思わないの?家族が、 死んだのに!」 「私だって辛いですよ。今異変の首謀者は、 パチュリーを幽閉されてるし、こあは死んだ だけど私には悲しみも、怒りも、感じない、 いや、感じれないんです」
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