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夫は今日仕事だ。店舗管理をする夫は誰よりも早く店舗にいる必要がある。けれど、早くついた後、する事なく、店で洗車していることもあるらしい。夫は夜遅く帰るが朝は遅い。私の方が先に家をでる。私は光樹を保育園へ連れていく。夫が出勤するときに光樹を保育園に預けてくれれば、とまだ言えずにいる。光樹はお腹がいっぱいになったのか、ご飯ではなくテレビに感心がうつっている。私は机の上を片付ける。洗い物は帰ってきてからだ。洗濯物は浴室乾燥にかけてある。光樹はまだ自力で着替えることができない。私は光樹の歯磨きを終わらせ、着替えの作業にうつる。夫はまだ寝ている。私はテレビを消して鍵を手に取る。光樹に靴をはかせ、自分の靴をはく。玄関の取っ手をひねり押し開けながら、片手にごみ袋、片手は光樹の手とつなぐ。扉の鍵を閉めたところで外の雨を思い出す。私は光樹を外に待たせ、傘と光樹のカッパを取りに部屋へ戻る。
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