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≪ホロコーストとキリスト教≫
第二次世界大戦において、ナチス・ドイツが行ったユダヤ人などの大量虐殺。
キリスト教圏においてはもともと反ユダヤが根深いため、ドイツ軍に対する諸国の対応は様々であった。暴力に沈黙する聖職者、ナチスに加担する聖職者も多かった中、命を顧みずユダヤ人の救出にあたった聖職者もいた。
≪ユダヤ人について≫
ユダヤ人の定義は宗教と血統に分けられる。拙作『人道的兵器のあやまち』(時空の扉vol.7収録)に登場するユダヤ人のハーバーはユダヤ教からキリスト教に改宗し成功を収めたが、先の時代はそれが通用した。
しかし血統を重視したナチス・ドイツにより、この時代はキリスト教徒のユダヤ人も多くホロコーストの犠牲となっている。彼らが助かる道は非常に少なかったといえる。
≪参考文献≫
・キリスト教とホロコースト 教会はいかに加担し、いかに戦ったか(モルデカイ・パルディール著 松宮克昌訳)
≪補足説明≫
・画像はPixabayからお借りしました。
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