14章:同棲スタート?

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14章:同棲スタート?

「おはよ、みゆ」 「おはようございま……」  目を開けると目の前に先輩の顔。  そっか、昨日先輩の家に泊まったんだ……。  ベッドの中、そういうこともしないで、ただ、キスして先輩の腕の中で眠った。  考えてみればこういう事って初めてかもしれない。  ただ二人でいるだけの時間は、いつも抱き合うときにみたいにドキドキするんじゃなくて、安心して、すごく心地よくて……いつもより早々に寝てしまったのだ。  そして先輩と一緒にいると言うのに、私はまた先輩との夢を見ていた。  寝ても覚めても一緒とは、このことだろうか。夢まで見てたなんて、恥ずかしくて先輩には言わないけど。
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