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「どういう意味ですか」
「そんなことみゆが言うの、信じられなくて」
「本物です」
「まだ2年たってないよ?」
「いいです」
「知ってると思うけど、俺の愛は『重い』よ」
先輩は言う。
私はその言葉に思わず笑うと、
「仕方ないです。諦めます」
とまっすぐに言った。
目が合うと、先輩は嬉しそうに笑う。
「それはみゆらしい。やっぱりほんもののみゆだね」
だから、本物だと言ってるでしょうが。私だって、自分で自分が信じられない。
もうこんなにも好きになってるなんて。
そう思って先輩を見ると、先輩は愛しそうに目を細めて私を見ていた。
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