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「これ以上いらない! SP3人はそのままいるんだし!」
「でも心配だから、もうすこし人数いるよね?」
「絶対いらない!」
「だめ」
そう言って先輩は当たり前のように私を抱きしめる。「俺はね、みゆのことが大事なの。みゆのお父さんからも大事な大事な娘を託されてるの」
「とりあえず、先輩が一番危ないのは間違いないです!」
私が言った言葉は聞こえないふりをされた。
(その耳、都合の悪い言葉は聞こえない構造なの⁉)
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