3章:重過ぎるプレゼントと二度目のキス

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 それから数十分後、私はタクシーを飛ばして、先輩のマンションまで来ていた。  先輩はどうやらあの後そのまま帰ったらしく、先輩がそこを指定したのだ。  それを聞いて、ちょっとほっとした自分がいるような、やっぱりいないような。  ちなみに、待ち合わせはカフェとか、店とか、でお願いしますと言ったのだけど、俺も疲れてるからうちに来ないなら別の日に、となぜか強気で言われたので、しぶしぶこちらに来た次第だ。  何にしてもすぐに帰るので関係ない。
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