海鳥使いと狩人の旅

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 「うわあ!」「それは俺からの気持ちだ。お前たちがこれから行く『エーラ』でも使えるからな」「ありがとうございます!」  着替えを終えたエマが戻ってきて、馬車に乗る二人の手を握った。「ありがとうハリー、フロイデ。手紙書くから。困ったことがあれば、すぐ助けに行くからね」  「ああ。またな、エマ」「エリックさんも」親子は馬車が見えなくなるまで、手を振り続けていた。
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